ふとある日、あまりにもストレートネック症状が顕著に分かる人を見つけてパシャリ!この方、下を見続けたせいでかなりの変形が診られもしかして、頸椎後弯(ストレートネックよりもっと悪い状態)しているように診えます。この方たぶん、気付かなければ致命的な症状になる可能性を秘めているので他人ながら心配てしまいました。
ストレートネックの主な症状
- 下向いて本を読んでいて、首の後ろが硬くなり痛い
- 電車で、首を限界まで曲げて寝てしまったので背中が痛くなる
- からだを丸めた姿勢でいたせいで、気管が狭まり息苦しい
- 同じ方ばかり向いた歪んだ姿勢でいたせいで、寝違えたかのように急に首が回らなくなった。
- 掃除機かけていて、頭痛がおきる。
- キッチンに立っていても、頭がボ~として気が遠くなる。
- 高く硬いまくらで寝ていたら、朝から頭がガンガンとして痛い。吐き気もする。
➀ ストレートネックが治りにくい理由
そもそもの首の骨の正常な形は、首の付け根から頭蓋骨までのあいだを少し前方に弯曲しています。その弯曲には、まっすぐ帯びる上からの重力を力学的に逃がすことのできる負担の掛かりにくい構造になっています。
この正常な構造の状態であれば、頭部と胸部をを経由している器官として ”食道” と ”気管” が正常に稼働する仕組みになっています。症状になっている方によって原因は様々だと思いますが、簡単に言うところ正常とされる形に戻してあげること自体が治療であり治ることになると考えられてます。
ですが、あまりにも骨のズレがひどく変形していた時間が長く経過していると、頸椎の矯正時に無意識に首の筋肉が抵抗し悪い状態に戻ろうとします。習慣による症状の場合も、施術した後にまたその悪姿勢にすることで再発する悪循環を生みます。
それが治りにくい理由といえると思いますし、施術治療のあと患者さん自身にも意識改革への指導はさせてもらっています。なかなかクセと向き合うのは難しいと思いますが、避けれない事実です。
② 施術法
施術治療法として、首の周りの筋肉をまず緩め、首の元あった形に骨をもどす術を施します。これは、あくまで理想で基本形です。患者さん自身意図しないところで、筋緊張がある場合無理に筋肉をほぐすと揉み返しになります。特に、首は感情を統括する頭が近いせいで揉み返しの負担はかなりの不快感を感じるみたいですね。
ですので、ほぐし過ぎの微妙な調整を意識してその患者さんの体から訴えてくる今日治る限界まで戻す努力をします。
方法としては、下記のような施術方法を使っていきます。
- 等張性収縮法
- オステオパシー
- CV-4
- 脳圧調整法
- 耳や目や頸動脈といったところからのアプローチ
基本は、無理やりしない、痛くしないを意識して施術を行います。
③ アドバイス
アドバイスとしては、悪くした姿勢をまず認識してほしいです。
それができたら、なるべくその姿勢をとらないでいい他の方法をとる努力をしてもらいたいですね。クセや、そうしないとできない仕事などご本人の都合もあると思いますので、そのむねを教えていただき一緒に考えましょう。
私の仕事は、治ってもらうことと同時に悪くならない姿勢を手に入れてもらうことと考えてます。なので是非、ご相談ください。
④ 日常の過ごし方
先にもあった写真のように、頸椎の前弯という形状を崩す行ないには注意してほしいですね。瞬間や少しの間の姿勢のことを言っているのではなく、人によって症状の出るタイミングは違いますし一度この症状を発症した方は耐久性は低いと思います。なので、あえて後弯(悪い)に近づける姿勢のし過ぎは後に頭痛などの症状を引き寄せることも知った上でされるといいですね。
冷たい言い方をした感じになってしまいましたが、患ってしまうとかなりツライですよ。
例えば、➀掃除機をかけている姿勢、 ②料理をしている姿勢 には、この症状になりやすいみたいですね。疲れた時はすぐに、上を向いて頸椎前弯の形で首の血液循環をうながしてあげて下さい。くれぐれも、休んでる時下を向く姿勢をとらないようにして下さいね。
そして普段から、あえて首の筋力を落とす姿勢をあまりしないようにする方がいいと思いますよ。立て肘で、横に寝転んでる姿勢。テーブルに、肘を着いて頭をその上に乗っける姿勢などなど。
日常には、実は悪くなる理由はたくさんあります。なるべく、基礎筋力を落とす行動自体を見直すことから始めて下さい。
そして今まさにその症状の最中にいる方は、まず来院されて自分にとって一番いい治療法を一緒に探しましょう。
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