『マクラが悪いのか、ベッドが悪いのか』という、首や腰の痛みの取れない理由への解答
チョット小休止で、今回はよく質問されるこの議題について書いてみたいと思います。
ベッドやマクラの良し悪しについてですが、寝具屋さんでないのでいい答えは返せません。ただ、自称 ”クビ・肩・頭・背中のスペシャリスト”と名乗っているので、できれば “高まくらによる異常に首のストレッチ” させながら寝るのはお勧めできませんね。
首が痛い
『マクラが悪いから、朝起きた時から首が痛い』と言って来らる患者さんが、よく来られます。その中でもある患者さんですが、そう言ってマクラの良し悪しを相談されます。マクラの研究はしてませんし、その素材自体も解りません。ただ私の言えることは、整骨院目線の答えのみです。
首は、背中の上部に位置しています。そして、頭のみを支えています。頭部で起きる、飲食や呼吸の動作に対して首の中を食道と器官という管が通っています。
立っている時には、常に筋肉の緊張を微妙に切り替えながら頭を支えているわけですが、肘を着いて頭置く姿勢やずっと横になって首の筋肉を使わない姿勢をとりやすい人は支えるための筋肉が落ちてきます。そういう方は、なぜか首の後部筋肉を頭を前に倒すようにストレッチすると気持ちいい?みたいですね。それがまさに危険な姿勢で、気管と食道の管を狭めていることと同じ状態になります。
そのようなストレッチが気持ちいいからと言って、寝た状態でも同じように高マクラでストレッチした状態のまま寝る方がいらっしゃいます。その姿勢が原因で、イビキや異常なのどの枯渇感が起きます。
まずは、日常の生活を見直ししっかり頭を支えることのできる首の筋肉の強化を再構築して下さい。その次に、高くなく低くないマクラで寝るようにして下さい。商品の良し悪しではありませんよ。
ちなみに、私はタオルを軽る丸めたものをマクラとして寝ていますが。
腰が痛い
そもそも体というものは、地面より反重力に真っすぐ立っているものです。立っているだけで、体幹の筋肉は微妙な緊張を続けてバランスをとっているものです。ですが、年齢や生活スタイルや近代化によって動かないでも生活できるようになり体幹の筋肉自体の衰えていくみたいです。
腰は、上半身の全ての重みを支えています。ですが、腰の筋肉が衰えてしまうと骨自体に負荷が掛かりそのせいで変形し神経を圧迫したりします。その圧迫されている神経の名前が、あの有名な坐骨神経です。
分かりやすい例でいうと、あまり動かなくなった高齢者で腰をかがめて歩きにくそうに歩いている方を見かけたことがあると思います。歩いているのですが、よく見ると座っていた時の姿勢のままの曲がった姿勢で歩かれていることが見てとれます。そして耐久性がないので、すぐ疲れて休まれます。これはあくまで高齢者の例ですが、若い方でも起きないわけではありません。そこに、カロリーの消費まで落ちてしまうと関節に負担がかかり神経を圧迫し腰痛が起きます。
結論を言いますと、ベッドが悪いわけではなく体幹の筋肉が自身の体を支えるだけの筋力がなくなったことが腰痛の原因になってるわけです。寝ている間は、筋肉も休みます。なので、起きた時にはより耐久性がなくなっている現象が起きているわけです。
日頃から自分の体を支えるくらいの筋肉は、落とさないようにしたいですね。やっぱり、多少の運動は不可欠なようです。
ちなみに、マッサージは筋肉を緩めていてリラックスはできますが強化はしていないことは知っておいてくださいね。
あなたの全力の治したいを、バックアップし続けます。
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