大事にならないように対策。坐骨神経痛のメカニズムから、予防と解決方が見えてくる
目からうろこの、ものすごくわかりやすい坐骨神経痛の解説をやってみたくて記事にしました。この先を読んでていただいた後、理解が深まるってもらえばと思います。
坐骨神経痛を、坐骨神経の位置から解説
坐骨神経は、人体における最長の末梢神経と医学書には記されてあります。全ての坐骨神経の出元は、腰椎にある中枢神経から出ていて下肢の末端にまであります。すなわち、下肢の全ての感覚は坐骨神経を経由しているということです。これを理解していただくと、腰付近で起こった椎間板ヘルニアや腰椎棘上変形は神経経由で股関節や膝や足先のシビレなどにまで及ぶことは理解できると思います。
坐骨神経へ負荷をかけていたものとは、、
人体の軸は、言わずと知れた骨ですよね。そのまた中心に位置しているのが、背骨。背骨は、頭蓋骨のすぐ下から、骨盤のすぐ上まであります。背骨は、椎体という円錐状の骨が首に7つ 背中に12つ 腰に5つの計24つ連なって上から徐々に太くなってあり、その間にクッションのように椎間板が全ての間隙にあります。なのでお解りになると思いますが、首にも理論的には椎間板ヘルニアが起こります。
骨をイメージしてみてほしいのですが、すごく硬いものだと思われてませんか?体を支えているので、そこそこは硬いのですが衝撃や長時間の変形姿勢からの負荷(猫背や片足重心立ちなど)をかけ続けると、折れたり変形したりします。
その上、反重力している筋肉を衰退させると骨自体への負荷が増します。骨への縦軸の負荷をかけ続けると、その骨は横につぶれる形で変形します。よく年齢が経くと、身長が縮んだって聞いたことないですか?
圧迫されて横方向につぶれた椎体が、典型的なトゲ上変形(棘上変形)という形になります。これもまた、座骨神経を刺激するので椎間板ヘルニアと合わせて理由の一つになります。
坐骨神経痛のなかなか治らないわけ
前述したように、トゲ(棘)の原因は理解してもらったと思います。背骨に沿って神経は、走行しています。それを、一つはヘルニア状に、もう一つはトゲ状になって変形刺激したことで痛みのシグナルが出て異常を知らせます。まずは、何らかの方法でそれらを取り除かないといけませんよね。なので、揉むだけで治るわけがないのはわかると思います。一般的に、痛みがなくなれば治ったといわれますがすぐに痛みが蘇ってくる症状には、それらの状況が取り除けてないといえるのではないでしょうか?
坐骨神経痛の完治させるには、腹筋
腰の骨には、前方に腹筋後方に腰筋があります。その二つが相乗しあって、腰の骨を支えています。腰筋のみに負荷をかけすぎたから腰痛になったわけですから、前の腹筋を強化させないといけないのは分かりますよね?何らかの要因で潰れてしまった腰椎は、新陳代謝が生きているので時間と共に不要な部分は取り除いてくれます。ですが、筋肉は放っておいても強化はされません。揉むことで、その周囲の筋肉は緩むので痛みは緩和されますがその場しのぎだということは分かっておいてください。
かといって、すごいスポーツマンのように強化する必要はありません。自分にあった、ストレッチ法や筋トレに関してはその都度ご指導させていただきます。その場しのぎにならないためにも、一度ご相談ください。
今、行われてる対処法について
痛みから少し解放されたからといって、コルセットを腹巻のようにいつまでもつけている行動には何の意味もありません。巻き続けると、腰の筋肉はどんどん衰えますよ。本当に痛いときだけ装着して、落ち着いたら筋肉強化するのが本来の治療だと提言します。
他に、マッサージをしたりシップを張ったり。消炎や鎮痛の効果はあると思います。それらも否定はしませんが、根本的に変形は変化していないことは理解してくださいね。
まとめ
坐骨神経痛から、ギックリ腰に発展したり膝の変形にまで進行したり、はたまた股関節の症状に移行したりも予想されることです。まずは、冷やすと痛みは軽減できますのでやってみて下さい。そして、安静。RICE療法。
ホントの意味でも完治を求めるのであれば、一度ご相談ください。
リラックスを求めて、マッサージに行かれてる方にはこれらは関係ない話ですよ。
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